クラウドソーシングで仕事を受注するための提案の工夫3つ【副業】
クラウドワークスであれココナラであれ、ランサーズであれ、一つの仕事依頼に対して競合が何十人もいる、なんてことはザラにありますよね。
特に実績がまだ1件も無い場合は受注しづらく、値段を下げたり納期をものすごく早くしても任せてもらえない場合が多々あります。
そこで、今まで20件ほどクラウドソーシングで受注してきた経験から、やってきた工夫を具体的に紹介していきます。
(私の場合はEXCELマクロを作成する依頼をメインに受けていますので、そういう内容になってしまっています。)
1.サンプルを(作って)見せる
何かのツールや、絵、文章などを作成する依頼であれば、自分自身がどんなものなら作れるのか、提案の文章と一緒に送って見せておくと良いです。
やはり文章だけでどれだけ熱心にアピールしても
「で、この人に任せたらどんな感じのものが出来るんだろう?」
というイメージがわかないはずなので、今までに作ってきた作品を何かしらの形で見せるのは有効なはずです。
特にツール作成の依頼であれば、依頼文の内容から取っ掛かりの部分だけ作成して、それを見せると効果は高いです。
無駄に終わるリスクはもちろんありますが、かなり効果的なアピール方法です。
2.受注後の流れについて説明する
多くの依頼文を見ていて思うのが、「こういうことをしてほしい」という内容は書いてあるものの、「受注後、どのような手順で進めるか」には触れられていないことが多いです。おそらく、依頼する側もどのように進めるべきなのか分からないんでしょうね。
特にツール開発なんかは、依頼する側に知識が無いと、どのような流れで話を進めて良いものか分からないと思います。
私の場合は以下のように書きます。(ツール開発系の依頼という前提で)
「今回のご依頼をお任せいただけるのであれば、以下のような流れで進めたく考えております。
1.依頼内容の詳細について、改めてヒアリング(ツール開発における仕様の確認など)
2.一連の流れを実装したサンプルの納品
3.サンプルに関してのフィードバック、必要箇所の修正
4.完成版の納品
※完成版についての細かい仕様変更などは納品1週間以内であれば対応致します。」
このように作業手順を箇条書きにして伝え、必要に応じてそれぞれの手順について説明を付け加えます。
今でこそクラウドソーシングの認知度も上がっているものの、やはりまだまだ仕事を発注するのが初めてだったり、回数が少ない人が多いです。
そういう慣れていない人に対し、今後の流れをイメージしてもらえるように提案することで、安心して任せていただけるのではないかと思っています。
3.依頼以上のことが出来ることをアピールする
例えば「髪を切りたいな」と思って美容室に行って髪を切ってもらうのって当たり前ですが、マッサージをしてくれたり、髪のセットの仕方を教えてくれたりすると、
「あ、この店良いな」
って思いませんか?(例えが下手)
こういう「お願いしてみたら期待以上で得をした」ももちろん実践すべきですし、
提案の段階でも、「依頼の内容であれば、私ならこんなことも出来ますよ」というアピールは効果的です。
特にツール開発系については、知識が浅いからこそ外注しようとされる方がほとんどなので、依頼文を見てみると
「それだったら、こういう機能あったほうが便利じゃない?」
「こういうやり方の方が良くない?」
というのが結構思い浮かんだりします。
そういう提案が喜ばれるケースも非常に多いので、オススメです。
終わりに
提案の方法として、私自身が特に工夫していることは上記3つです。
実績が0のうちはどうしても自信が持てないと思いますし、「実績0だから誰も任せてくれない」と思うこともあると思います。
ただ、実績が0なのは誰しも同じですし、「実績が無くても任せてもらえる工夫を凝らした提案」を一度作れれば、あとからそこに実績という武器もついてきて、受注のハードルはめちゃくちゃ下がります。
相手も人間なので、「実績が無いのは不安だけど、頑張ってくれそう」「信頼出来そう」と思ってもらえれば、任せてくれる人は必ずいます。
そして一度任せてもらい、相手の期待以上の結果を出すことが出来れば、リピーターになってくれることも多々あります。
僕も偉そうなことが言えるほどの実績は無いので、今後もさらに試行錯誤して「安心して任せてもらえる提案方法」を模索していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回のような副業関連や、プログラミング学習、転職活動についての記事を書いているので、良ければ他の記事も読んでみてください。
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