未経験からプログラマーになった時のプログラミングレベル【実体験】
前回の記事では、「新人プログラマーがやってきた業務効率化の工夫」を紹介していきました。
今回は、プログラミング未経験の状態から、プログラマーに転職するに至るまで、どの程度勉強をして、どんなことが出来るようになっていたか、ということを紹介していきます。もちろん、就職する地域や条件などによっても転職の難易度は変わるので、「あくまで一個人の経験談」として参考にしていただければと思います。
簡単な自己紹介
新卒から塾会社で働き、諸々の事情で他の業種の仕事に就きたいと考え、ちょっと触ったことのあるVBAが面白かったこともあり、何となくプログラミングの勉強を始めたところ思いの外続き、運良く独学開始から半年でプログラマーに転職出来ました。今プログラマーになって大体9ヶ月くらいです。SESに入社し、現在のプロジェクトでは製造工程を担っています。
- どの程度勉強したか
期間としては半年ですが、もう少し詳細に書くと、うち2ヶ月間は前職で働きながら、後の4ヶ月間は転職活動をしながらの学習でした。
在職期間中は平日1時間以上3時間未満、休日長い時で4時間ほど、という状態でした。
独学で使用したコンテンツとしてはおなじみProgateとpaizaスキルチェックの2つです。
ただ、最初の2ヶ月間くらいでProgateにあったほとんどの言語をやり終え、「あ、これ以上やってもあんまり意味ないな」と感じ、それからの1ヶ月くらいは何をやって良いのかわからないままとりあえずProgateで復習したり、YoutubeでPythonのツールを解説を聞きつつ写経してみたり、大学のHPを模写しようとして断念したりと、かなり迷走していました(笑)
この時期がプログラミング学習で一番しんどかったですね。
最初に勉強した言語がPythonということもあり、(また、HTMLはデザインのセンスなどが無いため早々に諦め)主に独学時に取り組んでいた言語はPythonでした。
ただ、Pythonで何かを作ったということもほとんどなく、Youtubeでたまたま見かけた「英単語の小テストをテキスト形式で自動生成するツール」以外は何も完成させていません。
ProgateはPythonの講座をなにかにつけ復習していたように思いますが、つい最近までクラスとかインスタンスを理解出来ていなかったので、定着度は大したことなかったです。
Progateは結構やりこんでました ↓
そんなこんなで何をすれば良いか分からなかった時にpaizaスキルチェックを見つけ、とりあえずBランクを目標に取り組んだのが独学3ヶ月目あたりだったと思います。paizaのスキルチェックを始めて1ヶ月ほどでBランクは達成し、それからも少しずつスキルチェックの問題をこなして、プログラムを書くことに慣れるよう努力しました。
ここまでで書いたことが、僕自身が転職するまでに取り組んだ勉強内容と、プログラミングスキルを表すものです。本当に、全く大したこと無いです。
webページの模写でも何でも、自分なりに作ると決めたものをどんどんTwitterで発信してる人たちはみんなすごいなーと素直に尊敬しています。
上記の通り、Pythonで写経して作ったツール以外は何も作っていないので、ポートフォリオと呼べるようなものはありませんでした。
転職活動中、選考で落とされるたびに「やっぱりなにかしら作った方が良いんだろうな」と思いつつ、実行に移せませんでしたね。そもそも何か作りたいものが全く思い浮かびませんでした。
そのため、転職活動では前職での経験をとにかくアピールしつつ、プログラミングのレベルについてはpaizaでBランクです、ということを伝わるか分からないながらも面接で話したりしていました。
僕の転職活動時の提示条件が高すぎたこともあるのですが、ポートフォリオを作っていればもっと早く転職先が見つかっていたかもしれませんね。(30社以上落とされました)
終わりに
今回の記事は、Twitterでフォローしていただいている方から「こういう内容を聞いてみたい」ということでリクエストいただき、書かせていただきました。ありがとうございました。(出していいものか分からないので名前などは出しませんが)
ブログやTwitterで色々偉そうに語っているわけですが、本当に勉強の仕方も下手で、たまたま運良く今の会社に拾ってもらっただけの人間です。
ただ、それだけに拾ってくれた会社にはものすごく感謝していますし、今回の記事では書きませんが拾ってくれたこと以上の恩が現時点で山程あるので、他の会社なら拾わないような状態で転職活動を続けていて正解だったかもしれないと今では思っています。
もちろん自分のスキルをしっかり高め、アピールする材料をしっかり準備しておけば、僕のように博打みたいな転職活動をする必要はなくなるはずなので、僕のケースはむしろ反面教師にして、頑張っていただけると良いのではないかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後もプログラミング学習やプログラマーとしての仕事、副業に関することなどを中心に記事を書いていきますので、良ければ読んでいただけると嬉しいです。
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