未経験プログラマーの雑記

元個別指導塾運営者、現プログラマーによるブログです。教育や自身の学びについて発信していきます。

クラウドソーシング(ココナラ)で4ヶ月働いた振り返り

ココナラで副業を始めて4ヶ月が経過したので、自分自身の振り返りも兼ねてこれまでに受けた依頼について簡単に紹介していきます。


もしこれから副業を考えている方がいらっしゃれば、参考にしてください。

 

ジャンル内訳
Excelファイルの修正・新規作成(マクロ含む)・・・14件
その他・・・2件

 

本当にざっくりですが、こんな感じです。ほぼExcel関連で、VBAを含むものばかりです。
その他の内容としては、単純に実績数を積むための誰でも出来るタスクでしたので割愛します。

 

売り上げ
おそらく大多数の方が興味を持つであろう売上ですが、ココナラで受注した分の売上は4万円弱です。(ココナラの手数料を差し引いて、こちらに入ってくる金額)


4ヶ月で4万円なので、大体月1万円ですね。
「なんだ、たったそんなものか」
という感想を持つ方が大半じゃないかなと思いますが、個人的には正社員として本業に取り組む体力を残しつつ、これだけちゃんと利益を出せているのはむしろ良い方だなと思っています。


また、最初期こそ勝手が分からなかったことと、実績を作らなければという意識もあり、かなり相場より安く引き受けていました。


休日をほぼ費やして2000円ほどの依頼をこなした時は妻からちょっと嫌な顔をされましたが、その分色々勉強になりました。


以下が、僕がココナラでの活動を通して学んだことです。

 

学んだこと
□受注する際の提案文
ココナラでは公開依頼という、「誰かこういう内容の仕事をやってくれないか」と募集がかけられている依頼があります。


これに「自分はこういう人間で、こういう風にしたいですが、どうですか?」という提案を投げる工程があります。これを提案文として依頼主に見てもらい、依頼してもらえるかどうかが決まるわけです。


最初は手当たり次第格安で提案を投げていましたが、「相手はどんな人間に任せたいのか」「どんな文を書けば、相手にとって理想的な人間と捉えられるか」を考えるようになってからは、受注出来る確率は結構上がったように思います。


あとは、依頼主からメッセージが来たらとにかく即返事をする、ということでしょうか。僕自身スキルはまだまだですが、どの依頼主さんからも、レスポンスの速さを褒めていただけるので、そのあたりで「誠実さ」という観点から評価されているのかもしれません。

 

□リピーターは作れる
「可愛いはつくれる」みたいになりましたが、ココナラのようなクラウドソーシングサービスを使っていると、単発の依頼をその都度受けなければいけないのではないかと思っていましたが、実際は結構な割合でリピートしてくれます。


僕の場合、先述した16件のうちの4件はリピーターです。依頼主さんのこともどんな人か分かっている分、こちらも対応しやすいですし、相手もこちらのことを信用して任せてくださるので、非常にやりとりがスムーズになります。


そういったことを考えても、1件1件の依頼を適当にせず、真摯に対応すれば、継続的に依頼をしてもらえる良い関係を築けるのかなと思います。

 

□シンプルにスキルアップに繋がる
当然と言えば当然ですが、僕の場合、Excelの関数やVBAを使った依頼をメインに受注しているため、それらのスキルが副業を始める前に比べて格段に上がりました。


本業でも使うことはあるものの、VBAに関しては自分の業務の自動化以上のことは実践出来ませんでしたし、やり尽くした感があったので、他の業種の方が「こういう機能を作って欲しい」と依頼をされて初めて、「あ、そういうことも必要とされることがあるのか。」と気付くきっかけになりました。


そして作った事のないマクロを調べながら作りあげ、依頼主の要望も聞きながらブラッシュアップすることで、その後同じような機能を希望されている方がいれば「ああ、あの時に作ったやつを応用出来るな」と考え、流用出来るようになりました。


なので今となっては、何か依頼を受けた時、「全くやった事のないマクロの作成」が必要になることはあまりありません。(僕が簡単なものしか受注していないこともありますが)

プログラマーとして就職して、プログラムを書くようになってからものすごいスピードで成長したのと同様に、VBAも色んなマクロを作成することを通じてどんどん成長している実感があります。

 

副業を考えている人へのアドバイス
おそらく、今の世の中副業への興味関心はかなり高まっていると思います。とはいえ、やったことがないと「何をするのがいいか分からない」というケースがほとんどですよね。


そんな人こそ、クラウドワークスなりランサーズなりココナラなりにまず登録してみて、実際にどんな案件が出回っていて、自分でも出来そうなことはないかを見てみることをオススメします。

 

とにかくネットで稼ごうとする人がとりあえずHTMLから勉強し始める風潮がありますが、例えばHTMLを使う案件が10件あって、それに応募する競合が1000人いると知ったら、それでもHTMLを勉強しよう!と思いますかね。

これまた例えば、Pythonの案件が10件あって、競合が30人だとしたら?


もし「何かしらのスキルを身に付けてお金を稼ぎたいけど、何をしたら良いのかわからない」というのであれば、市場の需要から逆算して、需要の高いスキルを身に付けるようにするのが良いに決まっていますよね。そして、需要を把握するためには、インフルエンサーの発言を鵜呑みにするのではなく、クラウドソーシングで、実際に自分の目で確認するのが一番です。

 

終わりに
ここまでクラウドソーシングでの副業についてのみ触れてきましたが、僕自身はココナラだけでなく、完全に個人としても仕事を受けています。なので、月1万円の売上と書いていますが、実際はもう少し多いです。


ココナラなどを経由すると手数料を取られてしまうのが難点なんですよね・・・。ココナラのおかげで依頼を受注出来るので、そこはありがたいのですが。

 

今後の個人的な展望としては、ココナラでの受注も続けつつ、Twitterやブログ経由で個人で案件を任せていただく機会を増やして、安定して副業収入を増やしていきたいですね。


そのためにも、VBAだけでなく、webアプリ作成などもお金をもらえるレベルにしていきたいです。

年間20万円までの副業収入なら確定申告はしなくて良いらしいですが、多分必要そうなので、その辺も調べないといけないですね・・・。

 

今回は副業についてざっくり書きましたが、もし何か質問などあればTwitterにてお願いします。最後まで読んでいただきありがとうございました。

クボ@新人プログラマー (@natsumemix2525) on Twitter